よりよい工具選択  ドライバー
 以前は、SnapOnのドライバーを使っていましたがPBのに買い換えました。  結局、行き着く先は「餅は餅屋」・「ドライバーはドライバー専門メーカー」という結果にたどり着いたのです。 刃先の違いやグリップの形状・重さ・材質・価格どれをとっても私にはPBが良く感じたからでした。  ドライバーは刃先のサイズがネジ穴にあって、初めて使えるものなので、種類が多いにこしたことはないともいえますが、使いこなせなければ意味が無く、同じサイズをいくつか持つのは不経済です。 サイズが無いからといって、ネジ穴に合わないドライバーを使うのはネジがなめるきっかけを作ることとなるでしょう。 
ドライバーの種類
A)スクリュードライバー
〔インパクト・ビット・ソケット・T・X・Y etc)

プラス
マイナス
4角・6角・12角
トルクス(T・E)
ポジドライブ
スパドライブ

B)特殊ドライバー

インパネのリムーバーなど
 ボルトやねじを締めるとき、面接触・点接触という言葉を聞くことがあるでしょう。 ネジ・ボルト・ナットなどは、工具より軟らかい鋼材で出来ていることがほとんどでしょう。  ドライバーの刃先とネジ穴の接触面が大きいほど、力が分散され、強く締めることも、硬いネジを緩めることも出来るのです。
 ドライバーに関しては大は小を兼ねる等と言った考え方はまず捨て、さらにISO・JISといった規格品・ねじ精度・強度を知って、状況に合った正しい工具選択とトルク管理をしてほしいと思います。
「随分難しいこというなー。」とお思いの方もおられるでしょうね。
そこで、お勧めポイント
  • 1kg・cmの力を覚え、加減をしる
  • ドライバーの種類・サイズをそろえる(サイズによってグリップの大きさが違う物がよい。 グリップの大きさが変わらないものは小さいネジにも大きなトルクがかけられますから、ネジ穴を壊しやすい。)
  • 締め付け・緩め時の刃先とねじ穴のかみ合いを確認する
ドライバーの選び方
マイナス プラス トルクス ヘキサゴン
まず標準的な長さのものを揃えたい。(厚さ*幅)
0.8*5.5・1.0*6.5・1.2*8.0・1.6*10.0(mm)
以上4点は持っておきたい。その他、狭い場所で作業できるよう短い物もあると良いでしょう。
ネジ径が2〜3mmなら#1・4〜5mmなら#2を使用するようになっている。よく使われているのが#2だ。時々それ以上の#3を用いることがあるので3本用意したい。 ネジ径が3〜6mmのT10〜T30の6本を揃えればよいでしょう。後は必要に応じて買うことです。ソケットセットの場合T55まであると買い足さなくてもよいでしょうね。 ネジに対して30度程度傾けて回すことが出来るボールポイントがついているものは仮締めなしか出来ないのでストレートタイプをまずは用意したい。L字型なら両端で兼用できる。
使用頻度は高くPBマルチクラフトドライバーがオススメです
今はグリップが透明でない物が売ってます。 こちらの方がすべりが無く
しっかりトルクが伝わります。
必要に応じて買えば良いです これも必要に応じてで良いです

使い方
誰でも使えるものこそちゃんと使って欲しい。
(通常の握り方写真) ・回転する力より押す力を強くするとネジがナメにくい
 本来握り方も決まっており、小指側が柄のほうを向くように姿勢をとる。利き手で回し反対側の手で先端がズレないよう支える。
 回転させるとねじ山から浮いてしまうような場合柄の後方を押さえ体重をかけて回す
・アタックドライバー(貫通ドライバー)と普通のドライバー分けて持つこと。 (共用としない)
・ネジを回す目的以外の使わない(横から掛かる力には弱い)
・ネジ穴のサイズに合ったサイズのドライバーを必ず選んで使う(なめる原因)
(Tレンチ写真) ・バイクのマスターシリンダーなど高い位置にあり、親指を下に向けて体重をかけるのは難しいと言う場合Tレンチを使う。 (多くのTレンチはヘッドがネジ穴面と合わないからなめやすい。PBのビットを使うとなめにくい) ねじ面と平行に回す
(メガネを使った緩め方写真) ・ドライバーの柄の前に六角が切ってあるものがある。 しっかり柄を握っている方でネジを押し、めがねレンチをねじ面と平行に回す(押しが足りないとなめるし、メガネを回す力が傾いた方向でもなめる) 決して無理しない。 潤滑うあ清掃、過熱などして継続的に(じわーっと)力かける。あせりや、瞬発力を使う方法はリスクが高い。Tレンチのほうが力が入る

kamoair-PITの工具(ドライバー類)
何をそろえたら良いか判らない。何処にお金をかけていいか判らない方に
ドライバーでお金をかけたほうが良いのは力をかけるところに使うドライバーです。
べべルギアなど特殊な物を除いて言えばネジに合っているものが一番良いのです。 だからキャブなどの調整用などはホームセンターなどで買えるベツセル(青いの)が良いです。 握りが四角いと1/4回転がわかりマークが入ってるところで1回転が判る。 握りの形も考えて使うと良い
いざという時に役立つのは極端に短いドライバです。
スタビーと呼ばれる短いドライバでインパネに使われているなど手を突っ込んで回すような場所では役立つ。 タイヤハウス内とかね。(写真:黄色いのがPROTO製で一般的なサイズです。 右上のグリップが大きく薄いのがKTC、下の小さいのが今は無きエイシン製)
グリップを握るスペースが無い(奥行きが無い)ところにはこんなツールはどうだろう? スエカゲツール株式会社製 Pro-Autoの方が馴染んでいるだろうか。 カー用品店に並んでいる工具メーカーさんですね。 すばらしいです。
2010年正月に見つけた製品が38pcs.精密ビットセット
輸入元はアークランド サカモト梶@メーカーはGREAT TOOLと無名。 しかしながらよく出来ている。
ビット S2
ドライバー/先端部 ステンレス
ドライバー/ハンドル部 PP+TPR
エクステンションバー アルミニウム+CR-V
ケース/外側 アルミニウム
ケース/内側 ABS
お客さまからの問い合わせ(ドライバー)
Q1ラチェットタイプのドライバーって使っていますか?
A1持っていますが、何年も使っていません。 構造を知るとほとんどのラチェットドライバーは本締めが出来ません。 木ネジなどには十分役立ちますが、1kg・cm以上トルクがかかっている車などの整備には上のようなドライバー(PB製)やビットタイプの3/8(1/4)Tレンチ(写真:ビットがPBでビッドホルダー、エクステンションバー、T型スライドハンドルはKo-ken)を使います。 
PBのツイスターもやはり本締めは無理だったようです。 けっこう修理のためメーカーに送ったと守山商事で聞いてます。 大半は使い方の問題だと思うのですが。必ず緩めるときや本締めはTレンチなど本締めできるものを使用しましょう。
kanon ビット用トルクレンチ

こんなのはどうですか?
磁石を使っていなくてもネジが落ちない、ネジとのフィッティング良いため力が入る。 一番良いのがダイヤモンドコーティング。 比較的安いのはドライバーの先端にくさびが切ってありやはり張り付くようにビスをホールドする。 メーカーはドイツ製のべラ。 人体工学に基づいて作られたと聞いたことがあるグリップ、スタビーもこんな感じのデザインでH5年くらいに始めて見た時はかっこいいと思いました。 その後PBを買ってPBで満足しているので買おうとは思わなかったがいい工具です。
左から
PROTO・べラ・PB
ブロトが一般的なドライバーとして
べラはヘッドがサラザラになっており
この部分をスリップストップといって
商品化されたものだ。 やはり長年使うとザラザラは
滑らかになりさほど食いつきはなくなるのだ。 ダイヤモンドコートはそれが長持ちする。
PBは特にマイナスを見て良く判るがネジ穴の加工断面に合わせた形に作っているため面接触できる。 Gooseのレストアで毎回使っているが減りもない、曲がりも無い(当然無理な使い方はしない)

べべルギア
キャブレターPS調整用に使いますが選ぶポイントは
・PSに届くこと
・傘歯歯車の部分が写真のものは樹脂ですが真ちゅうとかの金属の物が良いです
・ギア部分がコンパクトであること
お客さんに貸したらギアが痛みました。 力をかけるもので無いので判っている人は壊さないのですがドライバーのように固く締めるとすぐに壊れます。 樹脂は動きがスムーズでいいのですがギアを傷めると補修しても傷めた部分が回転していて判り気になります